すこし突っ込んだ話を、英語で。

英語でも自分の考えている事を伝えられると、人と繋がり易くなる。外国暮らしが楽になる。

私の英語勉強法

言語の勉強法は本当に沢山あると思います。ここでは私がやって役に立った勉強法を紹介します。

 

私が主にした英語の勉強法は二つです。

1-会話集を丸暗記。そして、実際に使えそうな場面に出会った時に使用してみる。

大分古いものになってしまいますが、私が使ったのは旺文社の「よく使われる英検xx級レベルの会話表現333」という会話集です。日常会話に便利なものは英検3級と2級用の会話集なので、まずその2冊の丸暗記をしました。

 

私は自分で書くと憶えられるタイプなので、何度も例文を書き、付属の音声を聞き発音を練習しました。

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私が日本を離れる少し前に、知人の中に数年の英語圏での駐在からちょうど帰国した男性がいて、その男性からこの会話集のシリーズがとても良く役に立ったと勧められました。左側のページの英語表現が実際の会話ではどのように使われるのか、というのが右側のページに紹介されていて、この形式がとても良いと思いました。

この会話集はアメリカで使われている会話表現を集めてあるので、今2級3級の会話集を見てみるとオーストラリアではそのイディオムは使わないだろうなという例文もありますが、間違っている訳ではないのでそういう細かい事は気にせずガンガン憶えて行きました。

 

”I can give you a lift home.” (家まで送って行ってあげるよ。)

当時、アルバイト先のオーストラリア人の同僚にこう言われた時に、「これ分かる!会話集に出てきた!」と理解でき、とても嬉しかった事を憶えています。会話集で憶える以前には、lift をこういう風に使用する事を知りませんでした。

 

新しい表現を憶えた事が嬉しくて、その後何度か自分の方から同僚に、

"Can I give you a lift home?" 

送りましょうか?と言ってみた記憶があります。

 

2-自分の言いたい事を英語で書いてみる。それを添削してもらい、その後暗記する。

来たばかりの頃から2年間は、オーストラリア人の夫の姉が経営している会社で簡単な事務処理や来客対応をするアルバイトに雇ってもらっていました。(英語に自信がなかった私を雇ってくれた義姉には感謝しかありません。)

 

仕事中に自分が言いたくて言えなかった表現や、発音が通じなかった英単語をその日の夜に家に帰って書き出し、夫に文章や発音を訂正してもらい、その英語の文章を暗記するという事をほぼ毎日やりました。

その他にも知人との会話や、不動産屋や銀行等色々な場面で言えない事があれば、それをその日の内に書き出すという事をしていました。

 

この勉強法も上記1の知人のアドバイスに従った物です。知人は英会話の個人授業に通っていて、毎回自分の書いた文章を添削してもらう為に英会話を利用していたと言っていました。

 

英会話学校の他にも、個人レッスンをしている Tutorを探したり、Meetupで Language Exchange のグループを探したりするのも良さそうですね。

 

1と2はオーストラリアに来たばかりの頃と始めの2年間に行った勉強法で、この方法でほぼ毎日勉強しました。

 

現在も2は続けています。新しい表現を耳にした時や、自分の伝えたい事をスムーズに言えなかった場合にはその都度勉強するようにしています。

新しい表現を憶える度に、しばらくはブームのようにこれでもかと使ってみるのが楽しいですし身に付きます。