すこし突っ込んだ話を、英語で。

英語でも自分の考えている事を伝えられると、人と繋がり易くなる。外国暮らしが楽になる。

このブログと自分について。

私がオーストラリアに来て15年経ちました。今では気楽に暮らしていますが、来たばかりの頃や始めの2年間は、言葉や人間関係に苦労した暗黒時代で、どう過ごしていたのかあまり憶えていません。

 

今でもよく憶えているのは、15年前にこの国の空港に着いてまず感じた、

「この人達、何言ってるのか全く分からなーい!!(英語が)」

というショックの気持ちです。

 

それとその後に襲ってきた自信喪失の波。波。。。

日本にいた時の自分は「仕事があり、友達がいて、英語を話せる自分。」だと思っていました。

 

けれど新しい現実は、自分が「仕事は無く、友人ゼロ、この国の言葉(英語)すら不自由な人。」だという事。

 

日本にいた時は、稀にですが仕事で英語を使ったり、英語圏出身の友人とは英語で会話ができていました。ですがその時気がついたのが、日本に住んでいる英語圏の人達は、意識的にでも無意識にでも話すスピードを遅くしたり、あまり難しい言い回しを使わなかったりしているのだと思います。長く日本に住んでいる人達は、英語のアクセントも薄れて聞き取り易いものに変わって来ている場合も多いでしょうし。日本人の英語のアクセントに慣れていたり、友人であれば、気を使って聞き取ろうとしてくれますし。

 

なので、初めて経験する通常のスピードで話すオーストラリア人、とそのアクセントを理解できない私。そして彼らは私のアクセントが聞き取れない、のか私の英文が間違っているから通じないのか???

とにかく人の言っている事がほとんど分からず、自分の言っている事も分かってもらえないんじゃないかと恐くて話せない。

こんな気持ちで、約2年間の暗黒時代へと突入して行きました。

 

そこから、人見知り、特に趣味もなく、お酒が飲めない、会話するのは自分の夫とだけ。という私の性格や暮らしぶりもあって、英語が上達し始め友人知人ができ始めるまで本当に時間が掛かりました。

 

その後ゆっくりとですが、 自分の言いたい事を英語で伝えられるようになるにつれて、この国で働くことや人と繋がることが段々と楽になって来ました。

 

このブログでは、自分が色々な場面で聞いたり使ったりして便利だな、良いな、と思った英語の文や言い回し、英語の勉強法を紹介して行きたいと思います。

 

「使えそうだな」、と思ってくださった例文があれば、是非使ってみてください。

仕事の場面や自分が気になったテーマで色々書いて行きたいと思います。

 

暗黒時代の後こちらで大学院に入り、卒業後から現在はオーストラリア公認会計士として現地企業で管理会計をして、11年目になります。2年前には全米ヨガアライアンス認定インストラクター(200RYT)を取得、ヨガインストラクターでもあります。夫と老犬と一緒に暮らしています。